夏期活動報告①

8月1日~8月4日まで長野県松本市にてスズキ・メソード夏期学校が行われました。

指導者前日の7月31日に集合し次の日からの開催に向け準備と打ち合わせを行いました。

夏期学校参加者は例年と同じく生徒900人と保護者わせて2000人以上がこの期間中に松本に滞在しました。今年も松本市芸術館主ホールをメインに、あがたの森や近隣の学校の好意で校舎を使用させていただき、各レッスン会場として使わせていただきました。

0~3歳児からリズムの生徒~はては高校生や大学生まで、スズキで学ぶ多くの生徒が夏期学校に集まり、皆でスズキ・メソードという音楽教育(音楽を通して人を育てる全人教)を通して学び育ちあいました。われわれ指導者は、子供たちがいずれ社会に出て、スズキで学んだ経験と培った能力を社会で発揮することを望んでいます。その一つの経験の場として夏期学校があります。

スズキ・メソードの会長として昨年より就任された早野龍吾会長もオープニングであいさつの折にそれを述べられ、会長自身も幼少のころスズキで育った経験から子供たちに交じってヴァイオリンで合奏を楽しんでおられました。

スズキ・メソードも創立70年を超え、親子3世代スズキで育ったという家庭も珍しくなくなりました。これまでの歴史とこれからの歴史のつなぎ役である我々現役の指導者がより一層の発展を願い後世に伝えていくことを強く想う今年の夏期学校でした。

まだ行ったことが無い方は是非来年に!

 

余談ですが、7月中旬に九州は大分県湯布院での合宿にお呼びいただき、学生時代苦楽を共にした現指導者の先生と、ヴァイオリンと音楽に対する姿勢を教えてくださった教本CDで演奏なさっているT先生と、関東の先輩先生とともに同じ宿で子供たちとともに音楽三昧の日々を送れ幸せな時間でした。

大分県湯布院は温泉でも有名ですが、何より目の前の山々と木々がとて力強く、足元からエネルギーが伝わってくるような場所でした。有名な阿蘇山もお隣です。

次は私のクラスの合宿、この経験を私のクラスの生徒にも伝えていきたいと思います。

 

お知らせですが、2018年4月4日両国国技館にてスズキ・メソーグランドコンサートが行われます。

グランドコンサートって何?と言う方はこちらをご覧ください。→グランドコンサートの歴史(マンスリースズキより)