4月の支部卒業式、ブライアンキャンプ、5月の野外合奏会、7月の夏期学校、8月の支部合宿を経て10月のクラスコンサート。それぞれが紆余曲折ながらもひたむきに積み重ねてきた毎日のお稽古、当日の晴れ舞台で披露してくれることを私も楽しみにしています。
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夏の思い出24’
投稿が滞っており失礼しました。
夏本番!7月、8月といえば合宿やお泊り会!
ということでスズキ・メソード毎年恒例の夏期学校が7月27日~31日に長野県松本市の才能教育会館周辺施設で行われました。
昨年まではオンラインと現地参加のハイブリッドでしたが、今年からは現地参加のみで行われ、コロナ前の形態に戻り開催されました。
参加者生徒は会場のキャパの都合から400人ほどとコロナ前に比べると少なかったですが、まつもと市民芸術館の主ホールステージには乗り切れないほどの生徒で、最後のお別れコンサートでは客席とステージ両方で演奏し音の洪水に会場全体がのまれて、まるで音であふれる海の中にいるようでした。
夏期学校では全体の練習や発表のほかに、教本のレベルごとに分かれ各クラスでグループレッスンを受けたり、午後から行われるコンサートでは各地域から応募した生徒のソロ演奏のほか、アンサンブル演奏など多種多様の発表がお行われ、中でも審査に通った生徒の演奏はとてもレベルが高く、演奏技術もさることながらそれぞれの「音」がとても美しかった印象でした。
夜には特別講師としてお招きしたVn竹澤恭子さん、Pf東誠三さん、Vn江口有香さん、Vc山本裕康さん、Fl宮前丈明さんによる演奏は、さすがプロの演奏ということもあり感無量でした。特別講師のみなさんもスズキ出身ということもあり、今回参加した生徒たちにどのように映ったかはわかりませんが、道を究める先の姿を目の前にでき何か感じたことと思います。
私は教室別レッスンの指導者として参加し、現地で出会った各地域の生徒と触れ合いながら同じクラスの先生と一緒に指導しました。ベテラン先生の指導は学ぶことばかりでした。
夏期学校後は恒例の鈴木先生のお墓参り、今年も無事終えることができたことを報告しました。空は突き抜けるような青さでした。
あ、そういえば泊まったホテルの近くの空き地でシカを発見!迷いシカだったようで皆が見物していました。次の日にはいなくなっていました。
さて、一週間も経たないうちに次はクラスの合宿です。尾張支部の行事としてそこに所属する私のクラスともう一クラスでの合同開催、総勢40名以上の生徒が参加しました。
両クラスの宿泊希望とお宿のキャパを考えお宿の選考に始まり、今年は知多の柏屋旅館さんを使用させていただきました。
お宿を貸し切りにしてもらい総勢60名の宿泊者も何とか収まり、下は1歳から上は74歳までわいわいがやがやとにぎやかな合宿が行われました。
一泊二日の行程で、短い時間ながらも濃い内容を共有しました。合宿といえばもちろんヴァイオリンの練習漬けなので、集合した日の13時から翌日15時までみっちりお稽古しました。
全体の練習に始まり、各グループに分かれてレベル別レッスン、まだ始めたばかりの子もしっかりとリズムのレッスンを行い、そして大きな子たちのレッスンを見学し共に学びあいます。
そんな濃い内容でもちゃんと息抜きの時間があり、おやつタイムや夜の花火大会、お別れ発表会前のクイズ大会、もちろん一緒に泊まる仲間との楽しい時間…などなど。合宿役員さんによる采配の元、スムーズに進行できケガもなく無事終えることができました。
が、我々指導者はくたくたです…。
さて、夏休みもあと半分でしょうか。合宿後はお盆に入りそれぞれ思い思いの時間を過ごしていることと思います。残りのお休みを楽しく過ごし、たくさんお稽古して、そしてこの夏に成長した皆さんの集大成は10月に行われるクラスコンサート!どんな演奏が聴けるか楽しみにしています。