カテゴリー別アーカイブ: スズキ・メソード

東海グランドコンサートにむけて

11月5日 多治見市文化会館(バロー文化ホール)にて、スズキ・メソード東海地区では3年に一度の東海グランドコンサートが開かれます。

 

10月9日、グランドコンサートに向けてのリハーサルが同会場で行われました。大勢の子供たちが舞台いっぱいに並び、音の洪水を客席に届けていました。

まだ楽器を持って間もないリズムの生徒から巻が進んだ上級生たちのエネルギーあふれる音を11月5日の本番では聴くことができるでしょう。

今回は10巻卒業以上の生徒による弦楽合奏に加え、弦楽伴奏による各科教本の曲の演奏もあり、普段おけいこCD(ピアノ伴奏)で聴きなれている演奏とはまた違う原曲の演奏を聴くことができます。

それに加え、各科の一斉演奏や、ヴァイオリン・チェロ・フルートも加わった合奏で最後を締めくくります。

普段のお稽古は一人での演奏ですが、クラスの合奏ではそれが何十人で演奏し、そしてこのグランドコンサートでは何百人と演奏することになります。そこで生まれるエネルギーが演奏する子供たちのなかに何物にも代えられない経験として残ることになります。

残すところあと2週間、良い演奏ができるよう皆さんよくお稽古をし、本番に備えてください。

*このコンサートは入場無料(全席自由でチケットはありません)で小さなお子様でも入場可能です。

会員の皆様はしおりをよく読み、名札に記名のうえ当日忘れずにお持ちください。

道しるべの会

報告が遅くなりました。

9月20日(水)一社東海オフィスにて道しるべの会が行われました。

当日の様子をPDFにしてありますのでご覧ください。

また、スズキ・メソード東海地区ホームページにも過去の記事が掲載してあります。そちらもご覧ください。

 

20170920道しるべ報告

 

 

夏期活動報告③

夏休みも終わり新学期が始まりましたね。夏休みはいろいろな思い出ができたでしょうか?活動報告③と題しまして、今回は私自身の夏の締めくくりをご紹介します。

毎年8月第4土曜日に長野県の日本アルプスの燕岳(つばくろだけ)の山荘でクラシックコンサートが行われております。

燕山荘クラシックコンサート

このコンサートは今年で33回を迎え、多くのお客さんが楽しみに上ってこられます。毎年この日だけは天候に恵まれるという「山の神様も音楽が好きなんですね」と燕山荘オーナーの赤沼さんが仰っていました。

このコンサートは松本のスズキ・メソード指導者養成所(スズキ・メソード音楽院)で学ぶ生徒たちを中心に毎年コンサートを行い今に続きます。その当時の音楽院は外国からの生徒も多く、鈴木先生と赤沼さんのはからいで日本での経験の一つとして行ったのが始まりだそうです。

さて、山登りですので演奏者も登山者同様みな自分の荷物を担いで山荘まで登ります。そして一泊し下ります。なにより赤沼さん自ら先導してペースを作ってくださり、途中の休憩で高所に対応するよう配慮くださります。

山の上は別世界、標高が2600メートル以上なので空気は地上より薄く、気温もぐっと下がり夜間は冬の装いでないと寒いです。ですが地上で味わうことのできない感動がたくさんあります。こればかりは文章力の無い私では表現できませんので写真をご覧ください。

楽器は?というと、途中まで荷物搬送用のリフトで安全に梱包しあげていただき、そこから山の歩荷隊による人力でこちらもかなり安全に注意して山荘まで上げていただきます。降りる際も同様です。

今年も無事下山でき、翌日からのレッスンが筋肉痛との戦いになりました。また来年、機会があれば参加したいと思います。赤沼さんはじめ燕山荘スタッフの皆様、そして演奏者メンバーの皆さま、お世話になりました。

夏期活動報告②

更新が遅くなりました。

スズキの夏の大イベントの夏期学校を終え、その後の各地区での活動を報告します。

7月の大分に続き、8月は札幌の先輩指導者の合宿に講師としてお招きいただきました。支笏湖のほとりにあるユースホステルでの一泊二日の合宿です。雄大な湖と山々に囲まれた自然豊かな環境で子供たち含め大人たちも音楽に囲まれた充実した2日間を過ごしました。

大分も札幌も北と南で風土は違いますが、みなスズキの子供たちは同じ教材を使い、同じ曲を一緒に弾くことができるということは、昨年バルセロナのスズキの夏期学校に行った際もやはり同じ感覚でしたが言葉を越えた音楽と言う万国共通の言語で通じ合うことの素晴らしさを実感します。

「どの子も育つ」の鈴木先生の言葉を胸に、指導を通してこれからの未来を担う子供たちの生命力に触れた充実した時間でした。山同先生、教室の役員さん、皆さま、お世話になりました。またお会いできる日を楽しみにしております。

 

続いて8月24日に行われた東海グランドコンサートの練習風景です。

11月5日バロー文化ホールで行われる東海グランドコンサートに向け、上級生と弦楽の生徒の練習が行われました。今回はヴァイオリン、チェロ、フルートの各楽器の曲を弦楽伴奏で演奏します。皆普段はおけいこCDを使って練習していますが、弦楽の生伴奏での演奏は初めての体験。緊張しながらもお互いの音を聴きあって一つの音楽に仕上がってきました。

当日まであと2か月、この日の練習と指導の内容を家でのお稽古に生かし、本番当日は素晴らしい演奏ができるよう頑張ってください。

 

 

 

 

夏期活動報告①

8月1日~8月4日まで長野県松本市にてスズキ・メソード夏期学校が行われました。

指導者前日の7月31日に集合し次の日からの開催に向け準備と打ち合わせを行いました。

夏期学校参加者は例年と同じく生徒900人と保護者わせて2000人以上がこの期間中に松本に滞在しました。今年も松本市芸術館主ホールをメインに、あがたの森や近隣の学校の好意で校舎を使用させていただき、各レッスン会場として使わせていただきました。

0~3歳児からリズムの生徒~はては高校生や大学生まで、スズキで学ぶ多くの生徒が夏期学校に集まり、皆でスズキ・メソードという音楽教育(音楽を通して人を育てる全人教)を通して学び育ちあいました。われわれ指導者は、子供たちがいずれ社会に出て、スズキで学んだ経験と培った能力を社会で発揮することを望んでいます。その一つの経験の場として夏期学校があります。

スズキ・メソードの会長として昨年より就任された早野龍吾会長もオープニングであいさつの折にそれを述べられ、会長自身も幼少のころスズキで育った経験から子供たちに交じってヴァイオリンで合奏を楽しんでおられました。

スズキ・メソードも創立70年を超え、親子3世代スズキで育ったという家庭も珍しくなくなりました。これまでの歴史とこれからの歴史のつなぎ役である我々現役の指導者がより一層の発展を願い後世に伝えていくことを強く想う今年の夏期学校でした。

まだ行ったことが無い方は是非来年に!

 

余談ですが、7月中旬に九州は大分県湯布院での合宿にお呼びいただき、学生時代苦楽を共にした現指導者の先生と、ヴァイオリンと音楽に対する姿勢を教えてくださった教本CDで演奏なさっているT先生と、関東の先輩先生とともに同じ宿で子供たちとともに音楽三昧の日々を送れ幸せな時間でした。

大分県湯布院は温泉でも有名ですが、何より目の前の山々と木々がとて力強く、足元からエネルギーが伝わってくるような場所でした。有名な阿蘇山もお隣です。

次は私のクラスの合宿、この経験を私のクラスの生徒にも伝えていきたいと思います。

 

お知らせですが、2018年4月4日両国国技館にてスズキ・メソーグランドコンサートが行われます。

グランドコンサートって何?と言う方はこちらをご覧ください。→グランドコンサートの歴史(マンスリースズキより)

 

道しるべの会 報告

毎日暑い日が続きます。皆様体調崩されていないでしょうか?

さて、7月17日に道しるべの会が一社オフィスで行われました。

今回は鈴木鎮一著書の「愛に生きる」を使い、元東名古屋支部長でありお子さんをスズキで育てられた深谷正徳さんが講師でお話しいただきました。

前回の道しるべの会で本会会長の早野龍五会長のお話を聞き、そこで話されたスズキで一番大切なものは何かと言うことを、「愛に生きる」を読み返し確認されそれを今回発表いただきました。

またお孫さんが生まれ、幼少期の子供の発達をまじかで観察できる機会に恵まれ、そこでの発見をもとに確信を得られたことなども話され、当日集まった方々は興味深くその話を聞いておられました。

詳しい内容は以下のリンクからご覧ください。

20170717道しるべ報告

次回は9月20日を予定しています。内容は追ってご連絡します。

 

*会員の皆様 行事予定が更新されました。確認をお願いします。

スズキ・メソードで育った子供たちによるコンサート

 

日時:8月30日(水)13:00開場 13:30開演

場所:昭和文化小劇場  地下鉄鶴舞線「川名駅」より徒歩3分

♫入場無料(小さなお子さまも入場いただけます)

中村区で行われているスズキ・メソード0~3歳児コース出身の生徒が楽器に進み成長した姿をご覧いただけます。また0~3歳児コースに演奏に来てくれた生徒、スズキで育っている小学生以下の生徒たちも演奏いたします。

スズキで音楽を通して育つとはどういうことなのか、実際の演奏をご覧になり感じていただければと思います。

 

才能教育研究会 指導者研究大会報告

6/5(月)~6/8(木) 松本市民芸術館にて、全国指導者研究大会が行われました。

日本全国、下は沖縄、上は北海道、そして海外のスズキ・メソードの指導者が集まり、会長講演やスズキで育った生徒やプロで活躍中の演奏家の方のコンサート、また、全体での話し合いからテーマに分かれた研究内容の発表と実践、各楽器別に分かれての講義など、朝から晩までみっちりの濃い時間を過ごしてまいりました。

私は今回、実行委員として事前準備とステージ運営・進行を行いました。ゆっくり座る時間がなかったですが、壇上で講演される先生方の話や演奏を袖から聞きながら、ステージ裏で出番前と後の先生方の顔を見ることができ、貴重な経験となりました。

初日と二日目の会長講演とゲストコンサートは一般公開と言うこともあり、多くの方が来場されお話や演奏に耳を傾けていました。

詳しくはスズキ・メソード ホームページ内「マンスリースズキ」にて掲載されていますのでご覧ください。

マンスリースズキ

また、才能教育会館が耐震工事のためリニューアルされ近代的な作りになりました。夏期学校などで松本を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

5月3日 道しるべの会主催 ”早野会長講演会”

早野会長講演会が03歳児コースで使用している中村公園駅近くのフィオリーレで行われました。

特別版 道しるべの会 案内 HP用 平成29年(2017)4月発行(5月開催分)

早野会長について → 早野龍五会長ってどんな人?

お天気に恵まれたGW初日、名古屋市内の会場に早野龍五会長をお招きしお話を伺いました。会場には東海地区から53名(指導者・スタッフを含む)が集まり、早野会長のお話にメモを片手に真剣に耳を傾けました。

まずは、先生の生い立ちからスズキ・メソードとの出会い、そして鈴木鎮一先生の思い出に続き、物理学の研究に進まれた経緯をお話しくださいました。アメリカ西海岸とカナダでの研究生活を経て、東京大学教授職に就かれた後、スイスのCERN研究所で20年以上にわたる研究を続けていらっしゃいます。一方、2011年3月の東日本大震災以降、多くのお時間と労力をかけて、福島の第一原発にかかる放射線に関する支援を続けていらっしゃることもお話しくださいました。

一旦、スズキ・メソードと距離をおかれていらっしゃいましたが、2013年世界大会で基調講演をお引き受けくださったことを契機に、スズキ・メソードや幼児教育について考察されたとのこと。複数の書籍*の紹介をしながら、その内容をご披露くださいました。

*「幼児教育の経済学」(ジェームズ・J・ヘックマン著)

*「超一流になるのは才能か努力か?」(アンダース・エリクソン著)

 

スズキ・メソードでは、毎日決めた通り練習をし、1曲をちゃんと仕上げて次の曲へ進むということを常としていますが、これがとても大事とのこと。これにより、粘り強く終わりまでやり遂げ、何かをきちんとできる性格の人に育つことができる。

また超一流になるためには多くの時間と努力が必要ですが、スズキ・メソードの経験者ならば、曲が弾けるようになったのは自分に才能があるからではなく、練習(努力)したからと、そのことを自明の理として知っている。人生はできないことに直面し、新しいことを学び続けていくことの連続。できないことに「才能がないから」と言ってしまうのではなく、「まだやって(努力して)ないから」とスズキ・メソードで育った人ならば素直に思える。つまり、どれくらいのことをするのに(目標設定)、どれくらいのことをしないといけないのか、ということが自分自身で評価でき、達成できる人になるということ。

それでは、こうしてスズキ・メソードを通して、粘り強く最後までやり遂げる力、そして自分で目標設定をして自分で達成できるすばらしい力を身につけるのは「何のために」・・・?

この究極の質問に対するお答えは・・・鈴木鎮一先生の著作名である「愛に生きる」でした。

鈴木先生は「(スズキ・メソードでは)音楽家を育てるのではない。良い市民を育てるのだ。」ということをよくおっしゃっておられました。鈴木先生のおっしゃる「良い市民」とは、生まれつきではない高い能力を身につけて、それを自分自身がよりよい生活をするために使うだけではなく、何かよりよいものを次世代に残していくことのできる人。自分の生きた証として、惜しみなく、次の世代に自分が身につけた能力を与えていくことのできる人のことを指しています。つまり、立派に子どもを育てる、よいよい社会になるようにしていく、そしてひいてはそれが世界の平和につながることをスズキ・メソードは目指しているんです。まさに「愛に生きる」ことなのですね。

この日の参加者は、スズキ・メソードで能力を身につけることの真意をお聞きすることができて、みな大満足。途中、才能教育課程卒業者の追跡調査で、立派な社会人を多数送り出していることを裏付ける実績データのご紹介もあり、説得力のあるお話に参加者も大きくうなずいていました!(スズキ・メソードで得られる能力は)一生の宝です!のお言葉を胸に刻んだ1日でした。

以上

 

 

ちょっと一言・・・講演中、楽譜を読んで楽器を弾くということは、時間を越えて、バッハやモーツァルトの感性や知性と語りあうようなものと表現された早野会長。これは、アインシュタインの数式を読んで、彼の思考を辿るのと大変よく似ているようなものでして・・・とおっしゃるあたりはさすが物理学者でいらっしゃいます!

文:道しるべスタッフ 阿部

*上記の内容の転載・複製を禁じます

早野龍五会長ってどんな人?

2016年8月に才能教育研究会会長に就任された早野龍五会長についてです。

早野会長ごあいさつ

また4月4日に東京品川区きゅりあん大ホールにて行われたスズキ・メソード春休み子供フェスティバルにて、会長の講演が行われました。上記リンク・スズキ・メソードホームページ「マンスリースズキ」にてご覧ください。

日経新聞掲載記事↓

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また、5月3日に名古屋中村公園から徒歩数分のレンタルスタジオ「フィオリーレ」にて会長の講演が行われます。以下PDFチラシをご覧ください。

なお参加申し込みはメールにて、20日(木)午前10時からの申し込みになりますのでご注意ください。

*終了しました

特別版 道しるべの会 案内 HP用 平成29年(2017)4月発行(5月開催分)

また、会長講演の中で出てくる書籍の紹介です。以下のリンクからどうぞ。

幼児教育の経済学 ジェームズ・J・ヘックマン

超一流になるのは才能か努力か?

愛に生きる 鈴木鎮一

考える人 2017春号