4月1日 ブライアン・ルイス&ローラ・ケネディ リサイタル
4月2日~4日 ブライアン・ルイス ミュージックキャンプ
1日に行われたリサイタルは昨年に増して、ブライアンの音がより輝いていました。ローラの伴奏も相変わらずキレと反応がよく、今回私は受付ロビーで仕事をしながらスピーカーから流れる音を聴いていたのですが、最後のアンコールのみ袖で聴くことができ、いつもながら感じる心温まるスズキトーンでした。しかし去年に増して大きくなってたな~おなかに抱き着いたら腕が背中に届かないぐらいに♫
リサイタル後、生徒たちのグループレッスンをブライアンが行い(下は3歳のリズム~高校生・大人の上級生)レッスンで生徒たちの音がみるみる変わってくるのを感じられ、指導者として驚嘆と興奮を覚えました。いやーすごいわ。生徒たちもブライアンの子供たちの心理を突いた楽しいレッスンで充実した時間を過ごせたと思います。これはその時間と場を共有できた生徒だけが味わえる醍醐味です。
*ブライアンとローラの経歴は上のプログラムをご覧ください。
2日目は午前中にマスタークラス、午後からミュージックキャンプが始まりました。マスタークラスも上級生の子が対象でしたが、それぞれよく弾く子たちがさらに伸びるレッスンで、指導者として勉強になり、目からうろこと終始笑いの楽しいレッスンでした。グループレッスンも前日と同様素晴らしかったです。
ミュージックキャンプへは地元神戸のほかに四国、東海、関東、九州から総勢70名ほどが参加しました。今回のキャンプは神戸の船井先生、徳島の大久保先生による主催。講師としてブライアン・ルイス、ピアニストのローラ・ケネディ、徳島の大久保先生、東海地区の林節子先生、大野佳子先生、伊藤達哉先生、がそれぞれ受け持ちのクラスを指導しました。他地区からも先生が応援に駆け付けてくださいました。
宿泊場所は六甲山のYMCA。みなで同じご飯を食べ、同じ屋根の下音楽三昧の3日間でした。
キャンプ2日目の夜はパーティーで、指導者による面白楽しいパフォーマンスを行い、皆で親睦を深めました。
他地区から一堂に集まり、皆が一つのことを一緒に学び、それぞれが共有した時間はかけがえのないものであったと思います。いつも思うことですがこのようなキャンプで(夏期学校含め)子供たちには「環境の子なり」「皆で育ち、育ちあう」ということがいかに大切かと感じました。それはスズキで育った大人たちが与えることができる最大の子供たちへのプレゼントだと思います。与えることができるのは、以前に大人たちもそれを経験し受け取っているからです。それは鈴木先生から受け取りました。
今回の経験を得て、脈々とつながるスズキの流れを次に与えていきたいと思う今日この頃です。
船井先生、そして裏で支えてくださった神戸山手支部のスタッフの方々、本当にありがとうございました。