世界が賞賛の音楽教育法「スズキ・メソード」とは?

もう12月、あとひと月後には新年を迎えます。

何かとあわただしいこの時期、年末に向かって皆さま体調など気を付けてお過ごしください。

さて、今回の記事は前回の鈴木鎮一著「愛に生きる」のベルリン時代から日本に戻り、その後どのようにスズキ・メソードが広まり世界に発展していったかを記した内容を教えていただき、そちらを掲載いたします。

世界から見たスズキ・メソードは当時とてもセンセーショナルで、現在でもこのメソードによって多くの生徒が学んでいます。

私が指導者となるべく松本音楽院に通っていたのは2003年ごろ、鈴木先生がご存命のころのような海外からの留学生は多くありませんでしたが、少人数ながら中国や韓国、アメリカからの生徒も一緒に学んでおり国際色豊かな学校でした。また海外の松本で学ばれた指導者たちも懐かしい地を訪ねてくることもしばしばありました。

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記事を一読されればと思いますが、日本の封建的な考えや教育制度によって日本ではあまりスズキの認知度は高くありません。しかしこれは江戸時代の寺子屋のような小さい子も大きい子も皆で一つの部屋で学び育っていくという日本古来の教育システムが含まれています。今でいうフィンランド教育のような形です。

今後どのようになっていくかはわかりませんが、もう一度過去の経緯と内容を理解し、現在においてスズキ・メソードを広められるよう尽力していきます。