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東京 両国国技館 グランドコンサート 

東海グランドコンサートまで一週間となりました。

11月5日(日)多治見市文化ホール(バロー文化ホール)にて愛知・岐阜・三重のスズキ・メソードで学ぶ子供たちによるコンサートが行われます。13:00開場、13:30開演です。

 

2018年 4月4日 スズキ・メソード グランドコンサート 両国国技館

表題にもあるように、スズキ・メソードのグランドコンサートとはもともと東京で行われていました。スズキ・メソードが発足した数年後、子供たちが大きな舞台で一堂に集まって演奏する機会を設けたいということから始まりました。

その第一回目が1955年3月に東京体育館(引用:スズキ・メソードHPで行われ、途中震災などで延期となり、ようやく来年4月4日に両国国技館で8年ぶりに第54回グランドコンサートが行われます。

第54回グランドコンサートホームページへは←こちらから

*会員の方の参加は登録が必要です。上記ページから登録をお願いします。

上記の東海グランドコンサートは東京で行われるものを東海地区でもということで始まりました。こちらも始まりは1961年10月名古屋市金山体育館で行われ、今回で26回目を迎えます。

また、ほぼ日刊イトイ新聞でもスズキ・メソード会長である早野龍五氏のスズキで学んでいた話が掲載されています。とても読みやすく興味深い内容でスズキのことが詳しく掲載されていますのでぜひご覧ください。

早野先生とヴァイオリン

 

どちらも良いコンサートになるよう指導者一同尽力いたします。

 

 

 

東海グランドコンサートにむけて

11月5日 多治見市文化会館(バロー文化ホール)にて、スズキ・メソード東海地区では3年に一度の東海グランドコンサートが開かれます。

 

10月9日、グランドコンサートに向けてのリハーサルが同会場で行われました。大勢の子供たちが舞台いっぱいに並び、音の洪水を客席に届けていました。

まだ楽器を持って間もないリズムの生徒から巻が進んだ上級生たちのエネルギーあふれる音を11月5日の本番では聴くことができるでしょう。

今回は10巻卒業以上の生徒による弦楽合奏に加え、弦楽伴奏による各科教本の曲の演奏もあり、普段おけいこCD(ピアノ伴奏)で聴きなれている演奏とはまた違う原曲の演奏を聴くことができます。

それに加え、各科の一斉演奏や、ヴァイオリン・チェロ・フルートも加わった合奏で最後を締めくくります。

普段のお稽古は一人での演奏ですが、クラスの合奏ではそれが何十人で演奏し、そしてこのグランドコンサートでは何百人と演奏することになります。そこで生まれるエネルギーが演奏する子供たちのなかに何物にも代えられない経験として残ることになります。

残すところあと2週間、良い演奏ができるよう皆さんよくお稽古をし、本番に備えてください。

*このコンサートは入場無料(全席自由でチケットはありません)で小さなお子様でも入場可能です。

会員の皆様はしおりをよく読み、名札に記名のうえ当日忘れずにお持ちください。

夏期活動報告②

更新が遅くなりました。

スズキの夏の大イベントの夏期学校を終え、その後の各地区での活動を報告します。

7月の大分に続き、8月は札幌の先輩指導者の合宿に講師としてお招きいただきました。支笏湖のほとりにあるユースホステルでの一泊二日の合宿です。雄大な湖と山々に囲まれた自然豊かな環境で子供たち含め大人たちも音楽に囲まれた充実した2日間を過ごしました。

大分も札幌も北と南で風土は違いますが、みなスズキの子供たちは同じ教材を使い、同じ曲を一緒に弾くことができるということは、昨年バルセロナのスズキの夏期学校に行った際もやはり同じ感覚でしたが言葉を越えた音楽と言う万国共通の言語で通じ合うことの素晴らしさを実感します。

「どの子も育つ」の鈴木先生の言葉を胸に、指導を通してこれからの未来を担う子供たちの生命力に触れた充実した時間でした。山同先生、教室の役員さん、皆さま、お世話になりました。またお会いできる日を楽しみにしております。

 

続いて8月24日に行われた東海グランドコンサートの練習風景です。

11月5日バロー文化ホールで行われる東海グランドコンサートに向け、上級生と弦楽の生徒の練習が行われました。今回はヴァイオリン、チェロ、フルートの各楽器の曲を弦楽伴奏で演奏します。皆普段はおけいこCDを使って練習していますが、弦楽の生伴奏での演奏は初めての体験。緊張しながらもお互いの音を聴きあって一つの音楽に仕上がってきました。

当日まであと2か月、この日の練習と指導の内容を家でのお稽古に生かし、本番当日は素晴らしい演奏ができるよう頑張ってください。

 

 

 

 

夏期活動報告①

8月1日~8月4日まで長野県松本市にてスズキ・メソード夏期学校が行われました。

指導者前日の7月31日に集合し次の日からの開催に向け準備と打ち合わせを行いました。

夏期学校参加者は例年と同じく生徒900人と保護者わせて2000人以上がこの期間中に松本に滞在しました。今年も松本市芸術館主ホールをメインに、あがたの森や近隣の学校の好意で校舎を使用させていただき、各レッスン会場として使わせていただきました。

0~3歳児からリズムの生徒~はては高校生や大学生まで、スズキで学ぶ多くの生徒が夏期学校に集まり、皆でスズキ・メソードという音楽教育(音楽を通して人を育てる全人教)を通して学び育ちあいました。われわれ指導者は、子供たちがいずれ社会に出て、スズキで学んだ経験と培った能力を社会で発揮することを望んでいます。その一つの経験の場として夏期学校があります。

スズキ・メソードの会長として昨年より就任された早野龍吾会長もオープニングであいさつの折にそれを述べられ、会長自身も幼少のころスズキで育った経験から子供たちに交じってヴァイオリンで合奏を楽しんでおられました。

スズキ・メソードも創立70年を超え、親子3世代スズキで育ったという家庭も珍しくなくなりました。これまでの歴史とこれからの歴史のつなぎ役である我々現役の指導者がより一層の発展を願い後世に伝えていくことを強く想う今年の夏期学校でした。

まだ行ったことが無い方は是非来年に!

 

余談ですが、7月中旬に九州は大分県湯布院での合宿にお呼びいただき、学生時代苦楽を共にした現指導者の先生と、ヴァイオリンと音楽に対する姿勢を教えてくださった教本CDで演奏なさっているT先生と、関東の先輩先生とともに同じ宿で子供たちとともに音楽三昧の日々を送れ幸せな時間でした。

大分県湯布院は温泉でも有名ですが、何より目の前の山々と木々がとて力強く、足元からエネルギーが伝わってくるような場所でした。有名な阿蘇山もお隣です。

次は私のクラスの合宿、この経験を私のクラスの生徒にも伝えていきたいと思います。

 

お知らせですが、2018年4月4日両国国技館にてスズキ・メソーグランドコンサートが行われます。

グランドコンサートって何?と言う方はこちらをご覧ください。→グランドコンサートの歴史(マンスリースズキより)

 

スズキ・メソードで育った子供たちによるコンサート

 

日時:8月30日(水)13:00開場 13:30開演

場所:昭和文化小劇場  地下鉄鶴舞線「川名駅」より徒歩3分

♫入場無料(小さなお子さまも入場いただけます)

中村区で行われているスズキ・メソード0~3歳児コース出身の生徒が楽器に進み成長した姿をご覧いただけます。また0~3歳児コースに演奏に来てくれた生徒、スズキで育っている小学生以下の生徒たちも演奏いたします。

スズキで音楽を通して育つとはどういうことなのか、実際の演奏をご覧になり感じていただければと思います。

 

7/16 大府歴史民俗資料館ロビーコンサートⅡ

*長らく投稿ができずご不便おかけして申し訳ございませんでした。

 

6月に引き続き、7月16日大府歴史民俗資料館にて2回目のロビーコンサートが行われます。

12:20~ ロビーにてスズキの生徒によるコンサート(30分程度)

コンサート後は大府にちなんだ歴史の紙芝居が上映されます。引き続きお楽しみください。

 

前回の様子はこちらから↓

大府歴史民俗資料館ロビーコンサート報告

 

*出演してくださる生徒さんはプログラム・スケジュール用紙をご覧ください。教室ノート、または会員ページに掲載してあります。

6/15 しらかわホール コンサート案内

6/15 しらかわホールにて 名古屋室内管弦楽団演奏会が行われます。

スズキ出身のヴィオリスト川本嘉子さんが監督を務め、またソリストを務めるオーケストラのコンサートです。

今回はモーツァルト作曲ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲にヴィオラで川本さんが、また、ヴァイオリニストもスズキ出身の松野弘明さんが演奏します。多方面で活躍するお二人の素敵な演奏を身近に聴くことができます。この機会にいかがでしょうか?

私も微力ながらお手伝いさせていただくことになりました。良いアンサンブルになるよう心を込めて演奏します。

入場料:一般 4,000円  学生 2,500円

問い合わせはこちらから

 

大府歴史民俗資料館ロビーコンサート報告

スズキ・メソード出身の世界的ヴァイオリニスト:竹澤恭子さん出身の地でもある大府市の大府歴史民俗資料館にて、平成29年9月 30日(土)~平成30年1月21日(日)に開催される特別展「鈴木政吉が住んだ町~幻となったヴァイオリンの里」に先だって、スズキ・メソード東海地区のヴァイオリン&チェロの生徒たちによるロビーコンサートが行われました。

当日大勢のお客さまで賑わい、演奏する生徒たちにじっと見入り1曲ごとに大きな拍手を送ってくださいました。

曲も各科の斉奏曲やアンサンブル、最後はヴァイオリンとチェロの合奏でキラキラ星など、なじみの曲も演奏しました。

お越しいただいた方から「あんな小さな子でも楽器が弾けるんですね!」「皆きれいな音で一生懸命弾いている姿に感動しました!」と感想をいただきました。

大府歴史民俗資料館の方からこのような機会をいただき、ご来場いただいた方々に、リズム生~上級生まで皆で育つ・育ちあうスズキ・メソードの環境を知っていただくことができました。

 次回は7月16日(日)お昼に同じ場所で開催です。

出演♫

ヴァイオリン:青木クラス、伊藤クラス、大野クラス チェロ:廣岡クラス

の生徒のみなさん。先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

毎年恒例 徳行事演奏会

昨日4月16日、少し汗ばむぐらいの初夏の陽気のもと、一宮市起(おこし)にある徳行事の報恩講にてヴァイオリンの演奏会が行われました。

今年で3回目になる徳行事報恩講は毎年子供たちのために行われる内容で、まずは皆で浄土真宗のお経を背筋をまっすぐに読み日頃の感謝を讃えます。つづいてヴァイオリンの演奏に移り、バッハのドッペルコンチェルトやユーモレスク、メヌエットなど耳なじみのある曲を中心に演奏し、聴きに来てくださった方々の拍手をいただきました。続いて若手の住職さんたちによるイベント、絵本の読み聞かせや腹話術や人形劇を鑑賞しお菓子をもらって解散しました。

昨今テレビゲームやアニメがある中、ひとつひとつ手作りのアナログな上記の出し物はつまらないかと言うとそれはすごく間違いで、とても心に響く思いのこもった内容で子供のみならず大人も十分に楽しめました。

人形劇は毎年仏教にちなんだお話を物語にして面白くわかりやすく上映してくださり、今年は「いただきます」と言う題で命をいただくことについて触れた内容でした。普段当たり前のように食事をする中にある「いのち」に目を向け、それらによって自身が生かされていることを子供たちはきっと感じたでしょう。

このような暖かさに触れる機会がだんだん少なくなる昨今に上記のような機会に子供たちが触れることはとても良い経験になると思います。即物的な考えももちろん大事ですが、その根底にある人間の想いのこもった「愛」について触れられる今回のような催しごとは本当に大切だなと感じました。また来年が楽しみです!

*クラス会員の皆様、会員ページにて当日の写真をアップしてあります。

Brian Lewis Music Camp in Awaji 2017

4月3~5日にかけて、淡路島にて”ブライアン・ルイス ミュージックキャンプ イン 淡路”が開催されました。

連日天気にも恵まれ、また最高のロケーションにてブライアン先生を中心にレッスンを受ける音楽三昧の3日間を過ごすことができました。指導者も各地区より数名参加し、各自クラス別に指導を行いました。

ブライアン先生は「子供たちに愛情を注ぐ太陽のような存在」だと思います。グループレッスンが始まりブライアン先生が音を出すと皆イキイキと全身をいっぱいに使って演奏します。まだヴァイオリンを持ち始めた初歩の子から上級生まで一緒にレッスンを受けますが、だれも飽きず最後まで楽しく集中してレッスンを受けています。まさにブライアンマジックです。また、指導者も一緒にレッスンを受けますが、我々も本当に楽しくて童心に戻ったような気がしました。

続くクラス別レッスンでは各指導者がクラス別に分かれ、それぞれのクラスの課題曲をレッスンします。ブライアン先生は上級生クラスで、難しい曲を丁寧にそしてアカデミックに指導されていました。また故ドロシー・ディレイ先生のレッスンの思い出をお話しくださり、音楽への向き合い方やヴァイオリンを弾くことはどういうことなのかを伝えてくださいました。

初日と3日目の午前中までこのようなレッスンが続き、最終日の午後、お別れコンサートが行われます。その模様の動画を少しですがアップしました。以下からご覧ください。

お別れコンサート映像

 

演奏後名残惜しくもお別れの時間になり、皆先生を取り囲んでのサイン会。長蛇の列で皆の教本やケースに先生のサインをもらって一言コメントをもらって…今回参加できた生徒たちは素敵な思い出ができましたね。

ブライアン先生は、子供のころ日本の松本に来て鈴木先生のレッスンを受けた際の感動を子供たちに伝えたいと話していました。過去の鈴木先生の子供たちへのレッスン映像にも子供たちが本当に楽しくイキイキと演奏していました。日本発祥のスズキ・メソードが海外にも広まり、海外の先生が鈴木先生のレッスンを受けた経験をもとに日本の生徒をレッスンしている…まさにスズキはグローバルです。次回機会があれば皆さんもぜひ参加して体験してみてください!

最後に、神戸の船井先生はじめスタッフのお母様方には大変お世話になりました。準備も含めこのキャンプを企画してくださり関わってくださった皆さまに感謝申し上げます。

☆ブライアン・ルイス先生プロフィール (スズキ・メソード世界大会より抜粋)

4歳の時にエレノア・アレンの生徒としてヴァイオリンを習い始め、母アリス・ジョイ・ルイスの指示でオタワ・スズキ弦楽プログラムに参加。後に、チベリウス・クラウスナーのもとで学ぶ。2度にわたり日本を訪れ、松本の才能教育研究会で鈴木鎮一先生に師事した。ジュリアード音楽院ではドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ヒョー・カンに師事し、音楽の学士号と修士号を取得した。
 若手芸術家の育成に献身的に関わり、世代を代表するヴァイオリン指導者として、いち早く世に知られることになった。自身がヴァイオリン科教授を務めるテキサス大学では、弦楽と教育法のデビッド・アンド・メアリー・ウィントン・グリーン講座を担当。また、ニューヨークのジュリアード音楽院におけるヴァイオリン研究のスターリング=ディレイ・シンポジウム芸術監督、ヒューストンのリバーオークス室内合奏団コンサートマスター、カンザス州のブライアン・ルイス・ヤングアーティストプログラムの芸術監督を務める。テキサス・ピアノ四重奏団の創立メンバーであり、バトラー音楽学校のスターリング優秀ヴァイオリニストシリーズの芸術監督も務める。現イェール音楽学校客員教授。