はじめに

スズキ・メソードとは

初めまして、スズキ・メソード指導者 伊藤 達哉と申します。(プロフィールは下段に掲載)

スズキ・メソードとはその名の通り鈴木鎮一氏が考案した音楽を通して子供たちを育てる「方法」です。

ある外国で鈴木鎮一氏が招かれ「ニュートンが万有引力を発見したように鈴木は能力の法則を発見しました。それがスズキ・メソードです。」と紹介されました。

能力の法則とは、能力が能力として発揮できるまでに繰り返し繰り返し身に着くまで行うプロセスのことです。
例えば、赤ちゃんが言葉をどのようにしゃべれるようになるかを考えてみてください。
我々人間が生まれ育ったそれぞれの地域の言葉を自由自在に話せるようになるまでには、まずその言葉が日常にあふれている環境が必要です。赤ちゃんの両親が赤ちゃんに語りかけるその言葉の音や口の動きや顔の表情を赤ちゃんはじっと観察していると思います。やがて一言二言喃語が出るようになると親は喋れることをさらに期待して赤ちゃんに語り掛けることでしょう。するとさらに次の言語ともならない言葉が出てきて、それを繰り返し話しかけることで口の筋肉が発達し意味を少しずつ理解しやがてしゃべれるようになる、というプロセスです。これを母語教育法と鈴木氏は名付けました。

スズキ・メソードはこの母語教育法を音楽という世界共通言語を用いて、それを子供たちに与え、そして楽器の習得をさせる教育法です。

すでにお気づきかと思いますが、この言葉も音楽も耳で聴くということが大切です。

周りにあふれる言葉を耳で意識的にも無意識的にも毎日聴くことによって、苦も無く音やリズムやニュアンスをインプットして話せるようになることを音楽に置き換え、音楽を日常の環境の中に組み入れて楽器を弾けるようになることがスズキ・メソードです。
どんな音楽でも良いか…となると最高のものをとなります。人間的にも音楽的にも優れた奏者の音楽を子供たちに与えます。

もう一つ大事なことは興味を持つことです。自ら欲するものはそこに自分を向かわせるエネルギーが出ますが、そうでなければ見向きもしません。どうすれば興味が出るかのというと興味を持たせられるその環境を作ればよいのです。楽器を習わせたければ楽器を弾いてる他の子の姿を見せればよい、音楽が流れている環境を作ればよい、五官を刺激させることが興味を持つための大事なポイントです。

スズキ・メソードの教室は見学ができますので、実際のレッスン風景や子供たちの姿を見ていただけます。事前にお問い合わせのうえお越しください。大人の方もレッスンしています。

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指導者プロフィール

「どの子も育つ」

スズキ・メソードの創始者 鈴木鎮一先生の理念を基に指導を続けて10年が経ちました。
その間に関わった子供たちの成長を見届けながら、より良い指導ができるようにと研鑚を積んでまいりました。
スズキ・メソードで子供達を育てる、ということの奥深さやそこに育つ能力をこの10年でたくさん見てきました。スズキ・メソードは音楽を通して子供の能力を育てる方法です。「どの子も育つ」という言葉どうり子供たちは育ちます。
スズキを知れば知るほどそれを伝える役目の重さと責任をより実感してくると同時に、育った姿の立派さを目の当たりにしたときにこの上ない喜びを覚えます。
スズキで育った子供たちが培った能力を生かし社会に羽ばたいてくれること願って。。。

*私の過去から現在

幼少(3歳ぐらい?)よりスズキ・メソードで育つ。
習い始めた当時はじっとしていられない子で、個人レッスンの際も合奏レッスンの際も周りに迷惑をかけていた、、、と思います。ですが根気よく付き合って下さった先生と教室の友達と保護者のおかげで何とか落ち着いてレッスンを受けられるようになりました。
私が大人になってから当時の仲間の親に会う度に、
「あの達っちゃんが・・・スズキで育ったから今がある」などと言われます。
小学生のころは毎日の家での練習は辛かったが、月に一度の合奏レッスンやクラス合宿で仲間に会えるのが楽しみでした。皆で合奏すると上手くなったような気がするのもやる気を引き出す要因だったと思います。
毎日の繰り返しの練習により弾ける曲が増え、新しく取り組む曲も練習をすれば弾けるようになるスズキのシステムはあらためてすごいと実感します。ですがその当時は微塵もそんなことは思わず、いかに早く練習を終えるかということばかり考えていたように思います。
思春期には自我の目覚めと学校の部活や疲れで練習を怠ることもありましたが、スズキの幼少から音楽を耳で聴いて育つ環境によりヴァイオリンは嫌いではありませんでした。
なにより先生が選んだ一流の演奏家の音源を毎日聴いていたので、いつか弾いてみたいという憧れと、鈴木鎮一先生が仰る「偉大な作曲家の人となりや心を、演奏家を通して聴いて育つということで、高い芸術の感覚をうけて育つ」ということを無意識に感じていたと思います。
自分はと言えばスズキの環境で育ったにもかかわらず紆余曲折はあったが、そのような経緯を経て音楽から離れることができず、またグランドコンサートや夏期学校で指導される指導者の姿をみて、このような職業もあるのだなと感動し指導者の道を選び今に至ります。

3歳より大野佳子クラスで学び、ヴァイオリンを豊田耕兒、正岡紘子、鈴木裕子、舘ゆかり、
ヴィオラを豊田耕兒、室内楽を豊田耕兒、豊田元子、音楽表現を高橋利男の各氏に師事。
過去に高山、金沢、徳島など遠方のレッスンに通い各地域のスズキの生徒たちや親、指導者と交流を深め、シアトル、バルセロナのサマースクール及びワークショップにて指導者としての研鑽を積む。
現在は東海地区を中心に指導を続ける傍ら、指導者仲間とのアンサンブル、
オーケストラのエキストラなど不定期で演奏活動もしている。