今年7月28日(金)~31日(月)の期間、長野県松本市まつもと市民芸術館にてスズキ・メソードが主催する夏期学校が4年ぶりに対面開催されました。
今年で72回目を迎えた夏期学校は、コロナの制限もだいぶ解除されたとはいえ、やはりまだ規模を縮小せざるを得ず現地では人数制限を設け、現地に参加しない・できない生徒のためにzoom参加も併設し開催されました。
私も指導者としてずっと対面で参加できることを待ち望んでいたので、現地参加をし直接肌で松本の夏期学校を感じてきました。
やはり大勢の子供たちの奏でる音の渦を肌で感じることは何にも代えがたいとても大切で貴重な体験だとしみじみ感じました。ステージ上に並んだ小さな子たちが一生懸命弾く音のエネルギー、上級生たちの繊細な音使いや音色、そしてコンサートに出演した子供たちの輝かしい演奏、どれもこれもとても大切なものをみなと共有できた時間でした。
来年もぜひ現地で参加できることを願って毎日のレッスンに向き合います。
詳しくはスズキ・メソードホームページのマンスリースズキにてご覧ください。
さて夏期学校が終わったのもつかの間に行われた尾張支部合同合宿、今年も昨年同様に大府市愛三文化会館にて8月6日(日)、7日(月)の2日間行われました。
昨年に引き続きということでコロナ対策をきちんとしたうえで皆が気持ちよく過ごせるようお互いに配慮しあい、だけどたくさんお稽古して楽しく過ごす2日間となりました。
お稽古はもちろんしっかり朝から晩まで、その後は各部屋で大きい子も小さい子も一緒になってお泊り、次の日も朝からしっかりおけいこ、でもちょっと眠そう…昨日の夜は少し夜更かししちゃったかな?
午後からはお楽しみ会にてチームに分かれてゲーム大会!今年も伊藤先生組と大野先生組に分かれて対抗試合!勝者は…伊藤先生チームでした!やったね。
一番盛り上がったゲームは出題された一茶の俳句を絵を書いて皆に伝えるゲーム、先生たちの面白おかしい?絵に子供たち大爆笑と大盛り上がり!先生はちょっと恥ずかしいんだけどね。
ゲームの後は最後のプログラム、成果発表演奏。それぞれ少し緊張した面持ちでこの2日間で学んだことやたくさんお稽古して上手になったこと、心を込めて演奏していました。
子供たちの最後の曲の演奏が終わり、我々指導者もこの合宿を通して子供たちがまた成長したことを実感しちょっと感動、顔には出しませんが。
来年も今年のような合宿ができることを願い解散となりました。
最後に、夏の行事が終わっての締めくくりは個人的な話しで終わります。
こちらも4年ぶりに参加したのですが、コロナ前まではほぼ毎年上っていた燕岳登山と燕山荘での演奏会に今年は参加できました。
4年ぶりの山登り、なまった体はちゃんということを聞いて登頂できるのだろうかという不安はありましたが、燕山荘ガイドの方と皆の楽しい会話で無事燕山荘に到着することができました。
燕山荘では2020年コロナが蔓延し始めた年の山荘のオープンは行わず、2021年になってようやく人数制限と徹底した感染対策で山荘の開業を行い、またその年の演奏会もディナーショウ形式で少人数にて行われました。2022年も同様に少し人数制限を緩和して行いました。この間の演奏者は県をまたいでの感染を防ぐために長野県在住者で演奏していました。
今年に入りようやく規制も緩和され、私も登れることができるようになり4年ぶりの参加となりました。山の美しさと新鮮な空気に心身ともにリフレッシュでき、次なる仕事に向かう準備ができました。
燕山荘での演奏など詳しくは燕山荘ブログ(赤沼オーナー)をご覧ください。