会員ページにて合奏などのスケジュールを掲載してあります。
4月の合同イベントの詳細も掲載してあります。
ご確認ください。
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春の花咲くこの季節、今年もスズキ・メソード東海地区西名古屋支部卒業式が3月21日に行われました。
総勢67名の生徒が各卒業曲を録音提出し、この日の卒業式で発表し、証書を受け取りました。
スズキ・メソードの卒業制度というのは学校の卒業とは違い、曲を進めるにつれ録音提出する課題曲が決まっています。それを録音提出し、担当の指導者に聴いていただきコメントをもらい、励みの言葉と今後の課題を持って次の課題曲を目標にしていく制度です。
前期初等科(ゴセック ガヴォット)から始まり、初等科(バッハ ブーレ)、前期中等科(ヴィヴァルディ 協奏曲イ短調 1楽章)、中等科(ヴィヴァルディ 協奏曲ト短調 1楽章)、前期高等科(コレルリ ラ・フォリア)、高等科(バッハ 協奏曲イ短調 全楽章)、才能教育課程卒業(モーツァルト 協奏曲ニ長調 全楽章)と7段階に分かれており、卒業式では前期中等科と才能教育課程の曲を弦楽伴奏をバックに演奏します。
才能教育課程卒業のその先にも研究科という段階があります。
才能教育課程を卒業した生徒たちも最初はキラキラ星から始まりました。
皆、「どの子も育つ」教育法をレッスンと家庭でのお稽古で実践し、毎日の積み重ねの過程を経て卒業式を迎えます。
中には大人から楽器を初めて、卒業式に出、今も頑張っていらっしゃる方もいます。
来年の卒業式には、今年卒業した生徒含め今年録音をしなかった生徒も課題曲を録音し卒業式に出ているでしょう。
皆の成長が指導者の喜びと励みになります。
おめでとうございました。
3月19日 熱田文化小劇場
西・東名古屋支部合同による当日8名のヴァイオリンとチェロの卒業生(このコンサート出演を機に)によるソロ演奏、そして8巻以上の生徒による斉奏が行われました。
今回ソロで出演した生徒は皆幼少より挨拶や楽器の構え方から始まり、毎日のお稽古を繰り返し、今日この日を迎えました。
今日この日演奏した生徒は皆立派に人の心を感動させるまでの演奏をする人間に育っていました。
演奏の質や技術より、音の中にあらわれるその人のありのままの姿を感じさせる演奏でした。
この日を目指して行ってきたわけではなく、クラスの先輩の姿を見て、その演奏を聴いて、毎日繰り返しお稽古をして今日の姿がありました。
「どの子も育つ 人は環境の子なり」という理念に基づいた方法によって人はこのような能力を持つまでに育ちうる姿を70年前のスズキ・メソードを始めた鈴木鎮一は想像していたと思います。
「音にいのちあり 姿なく生きて」という言葉を鈴木先生は残しています。今日の演奏会にいらした方はその姿を音の中に垣間見たと思います。
これから「先生次第、親次第」を卒業して「自分次第」という道を歩いていく彼らを祝福とともに送り出せた演奏会でした。
次に続く生徒たちも皆同じように巣立つことを心より願っています。
おめでとうございました。
次は3月20、21日の支部卒業式だ~!