Category Archives: スズキ・メソード

大人のスズキ・メソード

また更新が遅れてしまいました…。

少し前の出来事ですが、先月末に名古屋でスズキメソードOB・OGのための「楽器を持って集まろう会in名古屋」が開催されました。

幼少期にスズキで育った方々が大人になり、各々仕事をこなしながら年月がたっても、いざ楽器を持って皆で合奏するときには過去の曲が思い出されて自然と弾けてしまう。

また大人になってから楽器を手にされた方も、日々音楽に向き合い練習し、弾ける曲が増える喜びと、皆で弾きあう楽しさで人生が豊かになる。

音楽の力は無限であり、携わる人もそうでない人もそれぞれに恩恵を受けながら心のよりどころとなっていると感じます。

詳細は以下からご覧ください。

スズキ・メソードOB・OG会

 

また、当クラスでも大人の方の生徒を募集しております。

ヴァイオリン、ヴィオラどちらもレッスン可能です。

お気軽にお問合せフォームよりお尋ねください。

世界が賞賛の音楽教育法「スズキ・メソード」とは?

もう12月、あとひと月後には新年を迎えます。

何かとあわただしいこの時期、年末に向かって皆さま体調など気を付けてお過ごしください。

さて、今回の記事は前回の鈴木鎮一著「愛に生きる」のベルリン時代から日本に戻り、その後どのようにスズキ・メソードが広まり世界に発展していったかを記した内容を教えていただき、そちらを掲載いたします。

世界から見たスズキ・メソードは当時とてもセンセーショナルで、現在でもこのメソードによって多くの生徒が学んでいます。

私が指導者となるべく松本音楽院に通っていたのは2003年ごろ、鈴木先生がご存命のころのような海外からの留学生は多くありませんでしたが、少人数ながら中国や韓国、アメリカからの生徒も一緒に学んでおり国際色豊かな学校でした。また海外の松本で学ばれた指導者たちも懐かしい地を訪ねてくることもしばしばありました。

NewSphere記事リンク

記事を一読されればと思いますが、日本の封建的な考えや教育制度によって日本ではあまりスズキの認知度は高くありません。しかしこれは江戸時代の寺子屋のような小さい子も大きい子も皆で一つの部屋で学び育っていくという日本古来の教育システムが含まれています。今でいうフィンランド教育のような形です。

今後どのようになっていくかはわかりませんが、もう一度過去の経緯と内容を理解し、現在においてスズキ・メソードを広められるよう尽力していきます。