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大府歴史民俗資料館ロビーコンサート報告

スズキ・メソード出身の世界的ヴァイオリニスト:竹澤恭子さん出身の地でもある大府市の大府歴史民俗資料館にて、平成29年9月 30日(土)~平成30年1月21日(日)に開催される特別展「鈴木政吉が住んだ町~幻となったヴァイオリンの里」に先だって、スズキ・メソード東海地区のヴァイオリン&チェロの生徒たちによるロビーコンサートが行われました。

当日大勢のお客さまで賑わい、演奏する生徒たちにじっと見入り1曲ごとに大きな拍手を送ってくださいました。

曲も各科の斉奏曲やアンサンブル、最後はヴァイオリンとチェロの合奏でキラキラ星など、なじみの曲も演奏しました。

お越しいただいた方から「あんな小さな子でも楽器が弾けるんですね!」「皆きれいな音で一生懸命弾いている姿に感動しました!」と感想をいただきました。

大府歴史民俗資料館の方からこのような機会をいただき、ご来場いただいた方々に、リズム生~上級生まで皆で育つ・育ちあうスズキ・メソードの環境を知っていただくことができました。

 次回は7月16日(日)お昼に同じ場所で開催です。

出演♫

ヴァイオリン:青木クラス、伊藤クラス、大野クラス チェロ:廣岡クラス

の生徒のみなさん。先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

幼少のころ

小学館「小学一年生」に指揮者の佐渡裕さんの記事が出ていました。

この記事を読んだ後、ふと私の幼少時代のレッスンあれこれについてどうだったかな?と思いを馳せました…があまり記憶にないんです。一番覚えていること言えば毎日学校給食でおかわりしていたことと、学校が終わってから友達と近所の駄菓子屋でお菓子を買って遊んでた記憶ばかり。だから昔から丸ぽっちゃでした。

レッスンや毎日のお稽古はどうしていたんでしょうね?やんちゃクチャの子供時代だったとよく親から言われるので相当大変だったと思います。レッスンでは悪いことをしてよくお尻を叩かれてたらしいです。そんな状態で良くレッスンできていたなあと。先生の忍耐強さに感謝です。親もよくやめさせなかったなと。それに比べて今の生徒たちは昔の私に比べたらおとなしい生徒ばかりだと思います。いや、中には元気な子もいますが私ほどでは…。

これを書いていて思い出しました、そういえば家ではちゃんと音楽が流れていたなあと。私の幼少のころはすでにCDが出ていましたが家にCDデッキは無かったようで、それをカセットテープにダビングしてもらってテープレコーダーで再生していたと思います。車の中でもカセットを再生していました。記憶しているぐらいですから相当毎日聞いていた(流れていた)と思います。一番記憶にある曲はクライスラーの小品集、特に一番最初に流れるウィーン奇想曲。カセットが曲の途中で裏面に切り替わるところも記憶しています。(昔はA面、B面と録音していました)。あとはスズキ・メソードの1~3巻の曲。

音楽に縁のないごく普通の家庭で育った私が今では音楽にかかわる仕事をしていることは、幼少の体験がなければありえなかったことです。佐渡さんの記事では音楽に感動したことが書かれていますが、私は子供のころ音楽にすごく感動したという記憶はありません。ですが音楽の楽しさと美しさの体験はいつもあったように思います。そういえば友達に会える合奏は楽しかったな。でも毎日のお稽古は嫌だったな。でも続けててよかったな。

今でこそ思うのですが、幼少のころに音楽に触れることがその後の人生でどこか心の拠り所になっている、支えられて生きていけるような気がします。私も今の職についていなくてもこれらの経験によって音楽がある毎日を過ごしていると思います。

最後に鈴木先生の「私の一日一語集」から

 

 

 

毎年恒例 徳行事演奏会

昨日4月16日、少し汗ばむぐらいの初夏の陽気のもと、一宮市起(おこし)にある徳行事の報恩講にてヴァイオリンの演奏会が行われました。

今年で3回目になる徳行事報恩講は毎年子供たちのために行われる内容で、まずは皆で浄土真宗のお経を背筋をまっすぐに読み日頃の感謝を讃えます。つづいてヴァイオリンの演奏に移り、バッハのドッペルコンチェルトやユーモレスク、メヌエットなど耳なじみのある曲を中心に演奏し、聴きに来てくださった方々の拍手をいただきました。続いて若手の住職さんたちによるイベント、絵本の読み聞かせや腹話術や人形劇を鑑賞しお菓子をもらって解散しました。

昨今テレビゲームやアニメがある中、ひとつひとつ手作りのアナログな上記の出し物はつまらないかと言うとそれはすごく間違いで、とても心に響く思いのこもった内容で子供のみならず大人も十分に楽しめました。

人形劇は毎年仏教にちなんだお話を物語にして面白くわかりやすく上映してくださり、今年は「いただきます」と言う題で命をいただくことについて触れた内容でした。普段当たり前のように食事をする中にある「いのち」に目を向け、それらによって自身が生かされていることを子供たちはきっと感じたでしょう。

このような暖かさに触れる機会がだんだん少なくなる昨今に上記のような機会に子供たちが触れることはとても良い経験になると思います。即物的な考えももちろん大事ですが、その根底にある人間の想いのこもった「愛」について触れられる今回のような催しごとは本当に大切だなと感じました。また来年が楽しみです!

*クラス会員の皆様、会員ページにて当日の写真をアップしてあります。

合奏報告と道しるべの会のお知らせ

先日一宮スポーツ文化センターで伊藤クラス&大野クラス合同合奏会が行われました。

あいにくの雨で、しかもインフルエンザの流行時期と重なり欠席も多数でしたが、リズムから上級生まで参加した生徒たちで楽しく合奏を行しました。

リズムの生徒(幼稚園児)が揃っていたので最初のキラキラ星中心に音のお稽古と右手のリズムを上級生の音を聴きながらレッスンしました。合奏でのリズム生の様子を観察していると、前月はまだしっかり弾けていたなかった子が昨日は弓の持ち方がしっかりできていてハッキリ良い音を出していたので子供の成長とお母様方による家でのお稽古が成果に結びついていると実感しました。また一緒にレッスンしている上級生の音を聴く姿勢もだんだん育ってきたようです。

リズムの生徒は最初の30分ぐらいしか一緒にお稽古できませんので、その後の上級生のレッスンもしっかり席に座って?(あまり騒いでいると雷が落ちる!)聞いていました。上級生の姿は未来の自身の姿です。

上級生も今課題の自分の音を聴く、客観的に演奏を聴くということに取り組み、お互いの演奏を意識しあいながらそれぞれの個性を伸ばしているように見えました。その姿を見て下の子たちは成長するのですね。

よくCDを聴いている生徒は音楽的センスが育ちます。昨日の合奏でとても味のあるヴィヴラートをかけて演奏している大野クラスの生徒がいました。先生曰く特にヴィヴラートを教えていないのにCDを聴いているだけで勝手に覚えてしまった、とのこと。

もちろんCDをただ聴かせればよいのではなく、そこに奏法(演奏の技術)があって初めてそれが表現できるわけです。これは逆の場合もしかり、奏法があってもセンスがなければつまらない演奏になります。

前回の投稿と関連していますので、前回の投稿の資料をご覧になってみてください。

◎日々のお稽古のポイント

(曲の進みに悩んだら)すでに弾ける曲をもっと立派にしてみる。

弾けるようになった前の曲のCDを聴く。

弾けるようになった能力の高さから聞こえてくる大家の演奏の高さを知ることができる。

 

さて、合奏報告のほかに、2月13日(月)に東海地区主催の「道しるべの会」が開かれます。以前にも何度かご紹介いたしました、日々の家でのお稽古の指針になればと言う思いから発足した集まりです。

講師に名古屋で教えていらっしゃる大ベテランの長谷部直子先生に、家庭でのお稽古のポイント、音楽を通しての子育ての中で大切にしたいこと、過去の家庭でのお稽古の映像を見ながらお話しくださいます。

また、道しるべの会は日々のお稽古の中での悩みや疑問、また子育てに関することもベテランスタッフとお話しいただき(個々での話し合いも可)共有することによって子育ての道しるべになるよう開いています。

まだお越しになられたことが無い方もスズキの会員以外の方でも参加自由ですのでこの機会にぜひお越しください。

大人のスズキ・メソード

また更新が遅れてしまいました…。

少し前の出来事ですが、先月末に名古屋でスズキメソードOB・OGのための「楽器を持って集まろう会in名古屋」が開催されました。

幼少期にスズキで育った方々が大人になり、各々仕事をこなしながら年月がたっても、いざ楽器を持って皆で合奏するときには過去の曲が思い出されて自然と弾けてしまう。

また大人になってから楽器を手にされた方も、日々音楽に向き合い練習し、弾ける曲が増える喜びと、皆で弾きあう楽しさで人生が豊かになる。

音楽の力は無限であり、携わる人もそうでない人もそれぞれに恩恵を受けながら心のよりどころとなっていると感じます。

詳細は以下からご覧ください。

スズキ・メソードOB・OG会

 

また、当クラスでも大人の方の生徒を募集しております。

ヴァイオリン、ヴィオラどちらもレッスン可能です。

お気軽にお問合せフォームよりお尋ねください。

今日のグループレッスン

久しぶりの更新です。ご無沙汰してました。

本日、大野クラスと合同でグループレッスンを行いました。

下は3歳~上は30代と幅広い年代で皆でワイワイと合奏するのは楽しさもあり緊張感もあり良い機会でした。

下の子は上を見て一緒に交じってお稽古し、上の子は下の子を見て緊張感を持って演奏し、また面倒を見てという”グループで育つ”というスズキの特色をよく感じた一日でした。

 

合奏の際に大野先生がお話しくださった「環境について」が心に残りました。

北極近くの子供はその極寒の寒さを肌に受けながら育ち寒さに耐えられるようになる、はたまた熱帯で育った子供はその暑さを受けて暑さに耐えられるようになる。それは人間の生理的な育った環境に適応していくということ、鈴木鎮一氏著書の「愛に生きる」の中に出てくる言葉です。

自然環境以外に、人間が作る環境、例えば毎日当たり前のように行っていること、

朝起きて、歯を磨いて、ご飯を食べて、出かけて、学んで、遊んで、帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って、歯を磨いて、眠る。

という環境。

これら一つ一つ当たり前すぎて特に考えることもなく過ごしがちだけれど、

これにお稽古を加えてみる。

朝起きて、歯を磨いて、ご飯を食べて、”お稽古して”、出かけて、学んで、遊んで、帰ってきて、”お稽古して”、ご飯を食べて、お風呂に入って、歯を磨いて、眠る。

お稽古が”あたりまえ”になってしまえば何の苦もないわけです。習慣です。

どう取り入れるか、どのように行うかはセンスが光るところです。各自色々なやり方があると思います。

子供にとって環境から与えられるものは計り知れないということからより突き詰めていくと、

レッスンで「先生はこんなこと教えたつもりはないのだがな…。」と言ってもその子の受けた環境の結果が目の前の姿なのだから、何かしら受けたものがあるのです。

それは先生が無意識にしていることだったかもしれません。普段の生活の中にあることだったかもしれません。

恐ろしい話ですがこれが現実です。子供が受け取る力は想像を越えます。

だからと言って何もしないでおくわけにもいかない、だとしたらより良くなるよう努めるのが大人の役割ではないかと思うのです。

まとまらなくなってきたのでこのあたりでやめます。以上今日の合奏を行っての感想でした。

 

それと最後に、朝は一人で起きられる当たり前の習慣を作れるといいですね。by大野先生より。

 

 

東濃支部合奏会報告

10月23日、暖かい日差しの下、多治見 セラミックパークMINOにて東濃支部主催の合奏会が行われました。

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講師にフルート科元教授の高橋利夫先生をお招きして、子供たちにグループレッスンしていただきました。

大家の演奏を聴き、その中の音楽表現を教本を使ってレッスンしていただきました。

高橋先生の言われる大家とは、ヴァイオリンでは鈴木先生はじめクライスラーやティボー、チェロではカザルス、フルニエ、フルートはモイーズ、ピアノはコルトー、ヴィオラはプリムローズとそうそうたる巨匠が名を連ねます。

音楽表現をまず考えるときに先生は「音楽的」リズム、拍子、強弱を特に指導されます。「音楽的」と言う部分が大家の演奏家たちのセンスが光るところです。そこを子供たちにレッスンしてくださるということですからとても幸せなことだと思うのは私だけでしょうか。

先生の独特の言い回しと手振りとカセットテープの中の巨匠により、圧倒されて最初ぽかんとしていた子供たちの演奏はみるみる生き生きしてきました。

教本の1~3巻とフィオッコ アレグロ、白鳥、荒城の月、さくら変奏曲を取り上げ、弾ける子も弾けない初歩の子も皆で混じって一緒に演奏することでお互い影響を受けあい皆でうまくなっていく姿に先生と生徒たちのすごさを感じ、これがスズキなんだなとあらためて感心しました。良い体験になりました。