春期活動報告②

続いて今年も行われました Brian Lewis Music Camp in Awaji 2018 の報告です。

ブライアン先生については昨年の記事「Brian Lewis Music Camp in Awaji 2017」 に詳しく書かれていますのでそちらをご覧ください。

今年も絶好の行楽日和のもと、4月1、2日にかけて淡路島でブライアン先生をお呼びしてミュージックキャンプが行われました。

神戸三宮駅からバスで淡路島へ、到着した場所は淡路島の南端、鳴門海峡大橋が見える素敵なロケーションのリゾート施設です。

今年は4月4日に東京両国でグランドコンサートが開催されるため当初予定していた2泊3日の工程では行えず1泊2日となりましたが、短い期間の中でも子供たちはブライアン先生から受けるパワーと子供たち自身のエネルギーで皆とても立派に”音”が育ちました。

ブライアン先生の出す音に生徒自身が反応し、それが皆同じように反応するので音の波となって会場中が鳴り響きます。その音の波が頭の中に残りその想像のまま音を出すので、いつも一人でお稽古しているときに比べ段違いに音がよくなるのは当たり前だといえます。キャンプ後のクラスレッスンでそのような変化がありとても驚きました。

↑全体レッスン風景

また、このようなキャンプのもう一つの目的として、子供同士で成長しあうというのがあります。親元離れ子供だけで参加している生徒たちは同じ部屋に4~5人の年齢の違う子供たちが一緒に寝泊まりし、上の子が下の子の面倒を見て、下の子が上の子の姿にあこがれる、という環境のもと各自で責任を持って期間中過ごします。

とはいえ子供たちだけでは管理しきれないところもあるので、そこは指導者と親の連係プレー、夜更かししそうなときは声をかけたり、朝それぞれの具合を見たりとフォローもありますが。子供たちを信頼するという姿勢が大人にあれば子供たちもそれを感じ取りそれに応えてくれます。それは普段のレッスンの時からもそうであり、このような時だけが特別と言うわけではありませんが。

いずれにしてもこのような場所と環境で経験できる機会はめったにないことです。確かに費用が掛かることですのでおいそれと行くことはできませんが、かけがえのない経験と言う財産を子供たちに与えることができる機会、という考え方もあると思います。それはグランドコンサートや夏期学校も同様です。

また来年もキャンプが行われることに決まりました。ブライアン先生に再開できることを楽しみに日々頑張りたいと思います。

↑成果発表の風景

↑徳島空港でブライアン先生をお迎えして記念写真!